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どこにもない花 Ⅱ
¥16,500
2021年作品 180 x 145 x 15 mm 顔料インク、乾燥した草花、土、メディウム、布、毛糸、キャンバス ギャラリーから依頼を受けて製作した作品です。 さをり織りを自由な発想で使う、というお題に取り組みました。 小さいながらも、物質感と濃くて深いブルーを楽しめる、存在感ある作品です。 キャンバス面には自ら育て自然に枯れおちた草葉やその土を混ぜこみ、もう戻ることのない(しかし確かにそこにあった)時間の記憶を留め、じんわりと広がる青の世界と融合させています。 さをり織りを青インクで染め上げ、ルールのない形にまとめてみることで、見たことのない花のような繊細なオブジェに仕上がりました。 結局のところ、わたしはこの作品においても、どんな場所にも立ち現れる愛、ひとがなにかを愛でる想いや癒しを表現することになりました。
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白虎 臨む
¥16,500
2021年作品 180 x 145 x 15 mm 顔料インク、育てた草花とその土、メディウム、アクリル絵の具、キャンバス 当初は依頼があり干支としての虎をモチーフに制作をはじめましたが、白虎という高貴なものの姿を借りて、わたしの好きな白と青の世界を表現することにしました。 白虎は西を守る守護神で、にらみをきかせて邪気を遠ざけるとのいわれがあります。 わたしの白虎は、にらみをきかせるよりもはるか遠くを見渡し、ものごとを冷静に見守る様相となりました。
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白虎 無垢
¥16,500
2021年作品 180 x 145 x 15 mm 顔料インク、育てた草とその土、メディウム、アクリル絵の具、キャンバス 当初は依頼があり干支としての虎をモチーフに制作をはじめましたが、白虎という高貴なものの姿を借りて、わたしの好きな白と青の世界を表現することにしました。 白虎は西を守る守護神で、にらみをきかせて邪気を遠ざけるとのいわれがあります。 わたしのこの白虎はまだこどもです。霧の中のような世界から、ちいさく邪気のない瞳でこちらをみているところに、静かでゆるぎのない強さが潜んでいます。